大祓は、私たちが日常生活で知らず知らずのうちに身についた半年間の罪・穢れを人形に託して祓い清めます。古式に則り茅の輪をくぐり正常な気持ちに立ち還り無病息災を祈る伝統行事です。
6月30日(火) 午後3時・4時斎行
社頭にて大祓式を2回執り行いますので、ご家族お揃いでお参りください。
※ご予約は必要ございません。どなた様でもご参列いただけます。
当日ご参列いただけない場合、28日(日)より茅の輪くぐりが行えますので、左、右、左、の順に廻り、お参りください。
「水無月の 夏越の祓いする人は 千歳の命 のぶと言うなり」と唱え、茅の輪をくぐり、無病息災を祈願し清々しい気持ちで生活ができるように努めましょう。
・人形の授与のご希望の方は、授与所にてお申し出ください。
・人形頒布期間:6月15日(月)~30日(火) 9時~17時
・人形の初穂料は、お志、お賽銭箱にお納めください。
人形とは、知らず知らずのうちに身についた半年間の罪・穢れを人形に託し、我が身の代わりに祓い清めてもらう為の物です。
――人形の使い方――
① 人形を男女別にご家族のお名前と数え年の年齢をご記入ください。
② 人形で身体全体を撫でます。(身体の罪・穢れを移します。)
③ 人形に息を3回吹きかけます。(心の罪・穢れを移します。)
④ 人形を袋に入れ人形をお持ちのまま、茅の輪を左、右、左、の順に廻りお参りください。茅の輪設置期間 6月28日(日)~30日(火)
⑤ これから半年間の無病息災・除災招福をご祈念いただき、人形を人形納め箱(拝殿内に6月15日(月)~30日(火) 9時~17時設置)にお納め下さい。
茅の輪神事の由来
釈日本紀より「備後風土記逸文」和銅6年(713年)の蘇民将来の故事から起こったともいわれている。蘇民将来が素戔鳴尊の教に従って腰に茅の輪を下げたところ、子孫代々に至るまで災い無く栄えたということから、今では夏越しの大祓に茅の輪をくぐり半年の罪穢れを祓い、疫病や罪穢れ除けを祈願します。